【妊娠5ヶ月で新型コロナに感染しました③:療養生活2日目】

新型コロナウイルス

2022年3月3日

頭痛、股関節痛、倦怠感みたいなものは朝起きると幾分和らいでいた。のどの痛みも少し治まり、熱は微熱程度。ずっと横になっていなくても大丈夫な位に回復。

午前中幼稚園から、長男もPCR検査を受けてほしいと要請があり、前日私が検査を受けた病院へ問い合わせる。が、「症状のある方、もしくは保健所からの指示がなければ検査できません」と言われる…。仕方なく、市のコロナ受診・相談窓口に電話し(なかなか繋がらなかった)、状況を説明。長男のPCR検査を指示してもらえないかと尋ねるも、「症状がなければ保健所から指示することはできない。かかりつけの先生に相談してほしい。」と言われる。もっと簡単に検査が受けられるといいのに…と市からの回答に落胆しながら夫に相談。今度は夫から、保健所からの回答を伝えつつ、再度病院に電話し検査を依頼してみると、受けさせてもらえることに。

この時までに、夫は家にあった抗原検査キットで検査し、陰性が判明。夫と長男は車で病院→検査、その後帰宅。この時点で家族の誰にも風邪症状はなし。

同居家族(濃厚接触者)の健康観察期間というものを知りたくて、夫から県の『新型コロナウイルス感染症相談窓口』に電話してもらい、待機期間は隔離後7日間というガイドラインを教えてもらう。同時に、「陽性者には携帯にショートメッセージが届いているはずだからそれも確認するように」と教えてもらう。

正直ショートメールなんてほとんど確認していなかったので、教えてもらわなければスルーしていた…。差出人は厚生労働省で、内容は、陽性者が知っておくべき情報(厚生労働省のコロナに関するQ&Aページ)と、COCOAというコロナの接触確認アプリのお知らせだった。

私はこのアプリをインストールしていなかったので、すぐには【陽性者登録】ができなかったが、登録し、一定期間利用している人だったら、自分が感染させているかもしれないリスクを匿名情報で、自分と関わりのあったアプリ利用者にお知らせできるのだそうだ。どこかでそんなアプリがあることは聞いていたが、自分には関係ないと今まで無視してしまっていた。

熱は微熱から上がりも下がりもしない状態。頭痛はほとんどないが、ボーっとして過ごす喉の痛みに加え、声がかれて出しづらくなり、鼻水が一気に出るようになって、常に呼吸がしづらくなる。痰がらみの席も出るようになった。

夕方、長男の検査結果が分かり陰性だと判明。少しホッとする。

またその前後に保健所から聞き取りの電話を受ける。自身の年齢、住所、職業と同居家族の構成についてだったり、市のコロナ陽性者に向けての情報ページのお知らせ、翌日改めて別の担当者から療養場所決定の連絡があることや、自宅療養になった際の健康観察の方法(ショートメールでの1日1度の報告だそう。またもやショートメール…)、自分と濃厚接触者の療養・待機期間についての案内だった。事前に確認した市のHPの情報では、「濃厚接触にあたると思われる方には陽性者が自分で連絡するように」、と書かれてあったが、この電話では同居家族のことしか聞かれず。主婦には、他に濃厚接触者にあたる人はいないとでも思ったのだろうか?電話を切った後に思い至り、翌日電話してくれるという担当者に直接聞いてみようと考える。

1日を通して自分で調べたり、必要な連絡をしたりと何かとやることの多い日だったが、体調が安定していたので乗り切ることができた。家事や育児の一切を引き受けてくれている夫にも感謝!

★今日の学び

①家に抗原検査キットが常備してあると安心。陽性だとわかってから、接触のあった方たちに連絡を取ったが、中には私が連絡をしてから、「自宅の抗原検査キットで調べて陰性だったから、とりあえず安心して」、と言ってくださる方がいて、ご本人ももちろんだろうが、感染源の私としてもホッとすることができた。もっと簡単に、多くの人が検査できると良いと心から思う。

②被災相当の食料品、日用品を常備しておくべき。特に除菌グッズと食べ物、飲み物。このような状況になると、家族全員当面外出ができなくなる。市のHPでは、【必要なものは濃厚接触者ではない、同居していない方にお願いするか、インターネット通販で非対面の物の受け取りを(宅配BOXの利用は不可)】と書かれていたが、転勤族で親戚がいない環境で、ネット通販やネットスーパーも時間がかかったり登録が必要だったりで手間がかかることを考えると、日ごろからある程度の備蓄(ローリングストック)が必要だと痛感する。ちなみに同居家族は、濃厚接触者にあたり、陽性者が陽性と判明した日、もしくは隔離生活を始めた日のどちらか遅い日から数えて7日間は自宅待機となる。

③接触確認アプリ(COCOA)、登録しておいた方がいいかも。自分が陽性になったと置き、もしくはそういう可能性があるとき、アプリを利用していたら知らない間に感染させているかもという大きな不安の少しは解消できるような気がする。でもこれは、自分だけじゃなくて、多くの人が利用していなければ意味がないんだけど。もっと認知されるといいなぁ。

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